
M1チップ搭載でFace IDの顔認証ではなくTouch IDの指紋センサー搭載で、ほぼPro仕様の2022年販売モデルAir5は人気の高いモデルです。
さて、今回の修理紹介はiPad Air5のフィンガープリント付きスリーブボタンの修理です。落下衝撃によりプリント面破損とボタンがめり込んで、スリープ機能や電源管理ができなくなってしまいました。フィンガープリントは、今回修理してもペアリングやシステム構成の書き換えができないため使えませんが、日常的にオンオフができないと使い勝手が悪いとのことから、機械式のボタン機能を戻す修理を行いました。
では、データそのままでお返しが基本の即日修理を行います。
先ずはフロントパネルを取り外して修理を進めていきたいと思います。
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カバーガレージ恵比寿の修理メリット
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※修理についてご心配なことは、ご来店のうえ対面にてご納得してからご依頼ください。
フロントパネル取り外し

ヒートガンで温めてから外します。ベゼルレスの全画面化が進み各ケーブルが接着面ギリギリにきていますので、外す際のピックやスクレーパーの差し込みすぎに注意します。画面に向かって右側にディスプレイケーブルが繋がっていますので左側から持ち上げてオープンします。
開閉角度をつけすぎると、ケーブルを破断させてしまいますので80度以内の開閉角度をキープして、電源シャットダウンし、ケーブルを覆うカウリング2箇所
を外して、3つのコネクターを外し、画面と本体を分離します。
この時期静電気が大敵ですので、しっかりEBPでアース処理を行いながら作業します。
フィンガープリント付きスリープボタンの取り出し

上部のケーブルカウリングを外し、コネクトを外してボタン取り付けガイドをプラスネジ2本を外してから取り出します。取り外したフレーム側に曲がりと押し込まれて突起した箇所を発見しました。まずはフレームを修正して真っ直ぐに修正し、突起した膨らみをルーターで除去します。スリープボタンとフレームにクリアランスをとり、スムーズに稼働するようにします。
曲がりや突起を修正

フレームを修正し突起部分を削り取った状態です。削りすぎても削りすぎなくてもスムーズに稼働しないので、実物を合わせながら擦り合わせる作業になります。
この時外部に傷をつけないように削る箇所の周りにはマスキングで養生して行います。
動作チェック後に画面取り付け

この状態で新しいスリープボタンを仮付けして動作確認をします。全ての条件が整いましたらば正規位置にディスプレイを取り付けて完了です。
カバーガレージ恵比寿ではデータをそのままで、いかに早く安心してこれからも使える修理品質で修理を行うように努めています。
作業の仕方や使用する部品で修理品質は全く違ってきます。良質な部品に修理経験と修理実績が伴って初めてこれからも使える安心修理品質となります。
他店で修理して調子の悪いタブレットにiPadも再修理で直します。ご心配なことはカバーガレージ恵比寿にお気軽にどうぞ。
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