
iPhone 7以降に販売された機種はIP68等級の防沫性能、耐水性能、防塵性能が付与されています。試験はラボにて一定の条件下でテストしています。
よって日常使いで想定された試験ではないことになります。況してや温度や湿度が全く異なる浴室での使用は防水性能を有していても耐性は衰え、機能しなくなってしまうことがあります。また、経年と共に劣化して防水性能は格段に落ちていきます。
さて、今月はiPhoneにiPadとお風呂で使用して水没してしまった修理が多く、お風呂での使用をしないで頂きたいと警鐘を鳴らすと共に、水没してしまった時の対応についてご紹介します。
Apple正規では液体侵入は修理しません
カバーガレージ恵比寿はApple社と契約している【独立系修理プロバイダ】ですが、水没などによる液体侵入は第三者修理として承っております。
水没復旧はデータの取り出し優先での作業となります。
修理についてご心配なことは、ご来店のうえ対面にてご納得してからご依頼ください。
①水没してしてはいけないこと

- 水を出そうとして振る
→防水機能がついているので振ったら内部で液体が広がり被害が増えます
- サイドボタンやカメラ機能などのチェック
→起動させるために通電や切替が行われ被害が増えます
- 充電できるかケーブルを刺す
→通電ショートして被害が増えます
- ドライヤーで外部から乾かす
→内部で液体が気化して被害が増えます
- 放置
→サビや腐食は放置すればするほど進行します
②水没してしまったら

なるべく操作せずに、SIMカードを抜いて早めにお持ちください。分解清掃に乾燥と接点磨きなど早く処理すれば復旧率が高くなります。防水性が高くなったiPhoneは一度水が入ると抜けにくい構造となります。まずは内部の点検作業が必要です。
③最近の水没復旧実績





水没は操作しないでなるべく早くお持ちください。復旧率が変わります。水没してしまったらまずご相談ください。
修理作業時間
3時間程度
※混雑状況により変動します
修理費用
水没復旧作業費 10,000円(税込)
※復旧しない場合でも基本料4,400円かかります。交換が必要な部品がある場合は、別途部品代がかかります
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