
今年は本当に暑い日が多かったです。アクティブな時期が長かったからか、iPhoneの水没復旧依頼は例年に増して多かったです。海水浴やプールにフェスで雨に濡れたなどの活動的なものから、お風呂やキッチンなどの身近なところと様々でした。
水没復旧は大きく作業は2パターンになります。まずはクリーンアップの後に物理的な問題によるディスプレイやバッテリーの交換と、それでも直らない場合は基盤修理となります。今夏の実績はほぼクリーンアップと故障部品の交換でデータが取り出せる状態にしてお返しできました。
本日のブログは、実績及び修理方法にデータ復旧についてご紹介します。
水没してしまったら早めにご相談ください
水没してしまったら以下ご注意ください
- そのまま使う →水の流動や拡散でショート
- 充電する →人的災害のショート
- 海水を真水洗浄→内部に浸水の恐れ
- 振る →水が拡散し被害増加
- ドライヤー乾燥→内部侵入液体は外に出にくい
- 乾燥剤 →影響はないが効果もない
- 放置 →錆腐食を進行させる
- アルコール洗浄→内部分解以外は効果なし
データを復旧させるには一早い対応が必要です。水没してしまったらばご相談ください。
第三者修理としてデータを最優先で作業

まずは内部洗浄で液体を除去します。その上で接点の復活作業を行い乾燥の後に組み立てます。ショートや液体侵入で壊れたパーツも交換します。
↓
基盤ダメージも直します

起動が確認できなかった場合は基盤ダメージが考えられます。カバーガレージ恵比寿では基盤損傷の修理も行なっています。基盤側のショートや通電不良を確認し、必要なICチップの交換や、破損した基盤の修復も行なってデータ復旧させます。
2024夏季に起動不良データ復旧させたiPhoneの一部紹介










水没はその時点で動かなくなることと、時間が経過し徐々に悪くなる場合があります。何れにせよ早めの対応が必要になりますので、水没してしまったらばぜひご相談ください。
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